カリキュラム・学生の声

カリキュラム

医学の基礎知識を土台に、作業療法士として必要な専門知識および技術を習得し、総合的な視野を持って臨床の場で活かせる力を育成できるよう、十分な実習時間を確保したカリキュラムを編成しています。

学べること

1年次

基礎科目(生命倫理学・臨床心理学など)を主要な専門基礎科目(解剖学・生理学・運動学など)を履修します。臨床の場で必要とされる医学の知識は幅広い為、専門領域を学ぶ前に基本となる医学的基礎知識や関連領域をじっくりと学びます。

2年次

専門基礎科目と専門科目を履修します。病気の症状や作業療法を実施する為に必要な評価技術や治療技術及び活動援助技術と精神活動を中心に学びます。またそれからの実践の場として前期には評価実習Ⅰ(2週間)、後期には評価実習Ⅱ(3週間)を行います。実習指導者からの指導も得て、それまでに学んだ知識・技術を患者様の状態に合わせて実践していく力をつけていきます。

3年次

前期には総合実習Ⅰ(9週間)と後期に総合実習Ⅱ(9週間)を行います。指導を受けながら患者様の評価を行い、治療計画を立てて実践することにより、来春から作業療法士として働くことが出来るように自身を磨きます。2回の総合実習が終われば2月まで、国家試験に向けての総復習が始まります。その内容は多岐に及ぶので、1年次・2年次からの地道な学習が大切になります。

作業療法学科カリキュラム

基礎科目

科学的思考の基礎情報処理学 情報リテラシー 生物学 生命倫理学 臨床医学英語
人間と生活臨床心理学 ソーシャルワーク概論
社会の理解コミュニケーション論

専門基礎科目

人体の構造と機能及び心身の発達骨・関節学 解剖学Ⅰ 解剖学Ⅱ 解剖学実習Ⅰ 解剖学実習Ⅱ 生理学Ⅰ 生理学Ⅱ 生理学実習Ⅰ 生理学実習Ⅱ 人間発達学 運動学Ⅰ 運動学Ⅱ 運動学Ⅲ 運動学実習Ⅰ 運動学実習Ⅱ 運動学実習Ⅲ  
疫病と障害の成り立ち及び回復過程の促進公衆衛生学 内科学Ⅰ 内科学Ⅱ 整形外科学Ⅰ 整形外科学Ⅱ 神経内科学 小児科学 精神医療Ⅰ 精神医療Ⅱ 脳神経外科学 医学概論Ⅰ(病理・救急・画像診断) 医学概論Ⅱ(薬理・栄養)
保健医療福祉とリハビリテーションの理念リハビリテーション概論Ⅰ リハビリテーション概論Ⅱ

専門科目

基礎作業療法学基礎作業療法概論Ⅰ 基礎作業療法概論Ⅱ 基礎作業療法概論Ⅲ 基礎作業療法学Ⅰ 基礎作業療法学Ⅱ 基礎作業療法学Ⅲ 基礎作業療法学Ⅳ 基礎作業療法学Ⅴ 基礎作業療法学Ⅵ 基礎作業療法学Ⅶ
作業療法管理学リハビリテーション管理学
作業療法評価学作業療法評価学Ⅰ 作業療法評価学Ⅱ 作業療法評価学Ⅲ 作業療法評価学Ⅳ
作業療法治療学作業治療学Ⅰ 作業治療学Ⅱ 作業治療学Ⅲ 作業治療学Ⅳ 作業治療学Ⅴ 作業治療学実習Ⅰ 作業治療学実習Ⅱ 作業治療学実習Ⅲ 義肢装具学 義肢装具学演習 日常生活活動 日常生活活動演習 作業療法技術論 作業療法技術論演習 手の作業治療学
作業理学療法学地域作業療法論Ⅰ 地域作業療法論Ⅱ
臨床実習実習対策Ⅰ 実習対策Ⅱ 実習対策Ⅲ 見学実習Ⅰ 見学実習Ⅱ 評価実習Ⅰ 評価実習Ⅱ 総合臨床実習Ⅰ 総合臨床実習Ⅱ  

講義紹介

1年次基礎作業療法概論作業療法についての医学的な基礎知識から、作業療法士の役割など幅広く学びます。
1年次作業療法評価学身体や手がどのくらい働くのか、記憶はどのくらいできるのか、日常生活がどのくらいできるのかということを評価する方法を学びます。
1年次手の作業治療学手を器用に使えるのは人間だけです。手の構えや手の使い方、それに伴う眼球運動を基礎として、手をどのように使えば障害が軽減されるのかという治療技術を学びます。
2年次作業治療学身体・精神活動により行われる行動を通して、障害の軽減・回復を目指すことを目的とする治療法となります。どのような疾患の方に対して実施するべきなのかを学びます。
2年次作業治療学実習日々行う日常生活動作を分析できるようなる力を養います。人間がどのように環境に適用しているのかという基本的な知識を学びます。
2年次精神医学作業療法の対象となる患者さんの精神機能を理解する為に必要な知識や考え方を学びます。
3年次特別講義様々な分野の臨床で活躍されている先生方から、実際に講義を受けます。

学生の声

作業療法士 昼間部 2016年度入学 岡田さん写真
作業療法学科 昼間部 2016年度入学 岡田さん
体と心を元気にできる作業療法士を目指します!

元々は自分が怪我をした際にリハビリに関わる仕事がしたいと思い進路を考えていた中で、身体だけでなく心のリハビリを行う作業療法士を知り興味を持ちました。

担任制度があり、先生との距離が近く勉強面でわからないことがあればすぐに相談できるので、安心して勉強をすることができます。

また、入学をきっかけに一人暮らしを始めました。初めは実家から離れる不安はありましたが、今は生活にも慣れました。将来作業療法士になるため、自宅でも毎日継続して勉強をするよう頑張っています。

作業療法士 昼間部 2016年度入学 杉本さん写真
作業療法学科 昼間部 2016年度入学 杉本さん
子どもたちに愛されるような作業療法士になりたいです。

小児リハビリに興味をもち作業療法士を目指しました。作業療法を通して心や身体の発達の支援や周りの環境との関わり方のお手伝いをしたいと思っています。

オープンキャンパスの際に明るく楽しそうな雰囲気が印象的でした。また、グループ病院が多く学校の周辺にもあるため作業療法士となるためのモチベーションも上がります。

実技の勉強なども増え学ぶことは多いですが、勉強とアルバイトとの両立をし頑張っています。

作業療法学科 学生の1日

作業療法学科生の1日図

実習先

兵庫今井病院、魚橋病院、おおくまセントラル病院、萩原みさき病院、介護老人保健施設ヴィラ光陽、介護老人保健施設ケアホーム南淡路、介護老人保健施設ふるさとの家、介護老人保健施設ハートケア西宮渡辺、川西さくら園、協和マリナホスピタル、酒井病院、新生病院、宝塚リハビリテーション病院、播磨サナトリウム、東浦平成病院、姫路北病院、平成病院、南淡路病院、西宮協立リハビリテーション病院、宮地病院
京都宇治黄檗病院、京都大原記念病院、京都きづ川病院、京都大学医学部附属病院
奈良山の辺病院
和歌山白浜はまゆう病院、和歌浦病院
大阪藍野花園病院、池田病院、泉佐野優人会病院、大阪回生病院、介護老人保健施設逢々館かたの、介護老人保健施設松原徳洲苑、介護老人保健施設ローズマリー、豊中平成病院、岸和田平成病院、東住吉森本リハビリテーション病院、平成記念病院、名取病院、牧リハビリテーション病院、弥刀中央病院、耳原総合病院、堺平成病院

(他 多数 50音順)

就職先

兵庫明石病院、尼崎医療生協病院、尼崎中央病院、石井病院、伊丹今井病院、今井病院、上ヶ原病院、おおくまセントラル病院、介護老人保健施設サンライズ、介護老人保健施設プリエール、株式会社あらたか、ガラシア病院、協和マリナホスピタル、幸生リハビリテーション病院、笹生病院、三田高原病院、総合福祉通園センター、東浦平成病院、姫路中央病院、名取病院、のぎく療育園、尼崎だいもつ病院、神戸ゆうこう病院、大原病院、ウィル・インターナショナル、ウキウキはなさく、のじぎく福祉会、ハーティーワンクローバー、医療法人甲友会、協立温泉病院、恒生病院、三田西病院、神戸垂水ちどり、神戸大山病院、西記念ポートアイランドリハビリテーション病院、西宮回生病院、大山記念病院、南淡路病院、播磨サナトリウム、本山リハビリテーション病院、有馬高原病院
大阪あびこ病院、大阪回生病院、高村病院、特別養護老人ホーム荒木荘、豊中平成病院、春木病院、名取病院、森之宮病院、吉栄会病院、堺平成病院、阪和いずみ病院、八尾はぁとふる病院 、淀川平成病院、愛仁会リハビリテーション病院、医誠会病院、医療法人篤友会、関西メディカル病院、関西リハビリテーション病院、岸和田平成病院、千里リハビリテーション病院、泉佐野優人会病院、大阪病院、大道会グループ、鶴見緑地病院、弥刀中央病院
京都宇治おうばく病院、北大路病院、京都大学附属病院、舞鶴赤十字病院、宇治武田病院、洛西シミズ病院、六地蔵病院
奈良高井病院、山の辺病院
和歌山国立病院機構和歌山病院、介護老人保健施設成華荘
近畿圏外埼玉医科大学附属病院、多摩川病院、緑成会病院、デイサービス心笑、江藤病院

(他 多数 50音順)

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