教員細川の論文が日本排尿機能学会誌に掲載されました

当校専任教員細川が執筆した論文が日本排尿機能学会誌第34巻第2号「特別企画」に掲載されましたので報告させていただきます。

この論文は平成医療福グループの排泄チームとして作成しました。排泄リハビリテーションチームが発足したのは、2015年9月で今から8年前に遡ります。発足当初は、「排泄リハ?」「何をすればいいの?」といった状態で、色々と試行錯誤を重ねる中、これまでにマニュアルの作成、臨床サポート、排泄リハ研修会、研究計画、ポータルサイトの運営などに関わってきました。

排尿自立はリハビリテーションの根幹である人間性の回復につながるため、今後も積極的な排尿リハビリテーションを推進・展開していきたいと考えております。これからは、排泄ケア領域におけるPTやOTの役割を明確化し、STも参画することで人間の尊厳である「食べること」から「出すこと」までの総合的なケアが重要であると考えています。これからの臨床に少しでもお役に立てるように精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

 雑誌名 :日本排尿機能学会誌第34巻第2号  

論文タイトル:特集5 排尿自立支援の有効性と安全性のエビデンス        

排泄リハビリテーションチームを発足して8 年─ 積極的な排尿リハビリテーションの臨床的効果と今後の展望 ─        Eight years since the launch of a urinary rehabilitation team:The clinical effectiveness of proactive urinary rehabilitation, and future prospects 

掲載種別:「総説論文」 ←リンクから本文が閲覧できます

筆頭著者:細川雄平 平成リハビリテーション専門学校 ※排泄チームが執筆した掲載論文は9編目となります。