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更新日:2024.12.17

公開日:2024.10.17

リハビリ

作業療法士の国家試験について解説!合格率80~90%で難易度は高くない

作業療法士を名乗って仕事をするためには、国家試験に合格して資格を取得することが必須です。 国家試験と聞くと難しくて合格まで何年も試験を受け続けなければならないようなイメージがあります。 しかし、作業療法士の国家試験はしっかりと準備して試験に臨めば、合格率は80〜90%程度とそこまで高難度の試験ではありません。 この記事では作業療法士の国家試験に関する詳細や落ちる人の特徴を紹介しているため、ぜひこの記事を参考にして国家試験の突破を目指しましょう。 作業療法士の国家試験の概要をわかりやすく解説 作業療法士の国家試験の概要について、1つずつわかりやすく解説していきます。 合格率は例年80~90%程度を推移している 作業療法士の合格率は例年80〜90%程度を推移しています。2020〜2024年(令和2年~令和6年)までの作業療法士の合格率を下表にまとめました。 .  2020年2021年2022年2023年2024年受験者数6,352人5,549人5,723人5,719人5,736人合格者数5,548人4,510人4,608人4,793人4,840人合格率87.3% 81.3% 80.5%83.8%84.4% ※各年をタップすると、その年ごとの厚生労働省合格発表ページに飛びます。 このように例年80〜90%の間を推移しており、合格率は低いものではないとわかります。 ただし、合格率80%の試験は5人に1人は落ちてしまう試験とも考えられるため、しっかりと準備して試験に臨むようにしましょう。 合格点は例年正答率60%以上が必要 合格点は例年全体の正答率60%以上が必要とされています。また、実地問題で35%以上の得点も必要です。 たとえば、2024年の試験であれば総得点で277点中167点(60.2%)以上、実地問題で117点中41点(35.0%)以上の得点が必要でした。 それぞれの基準で合格点を上回らなければならないため、全体的にしっかり学習を進めつつ、実地問題も合格基準を上回れるように対策してから試験を受けましょう。 問題数は200問で試験時間は午前午後160分ずつ 作業療法士国家試験の問題数は全体で200問です。ジャンルは一般問題と実地問題に分けられ、一般問題160問、実地問題40問です。 試験時間は午前午後それぞれ160分(2時間40分)で、100問ずつ解答します。 試験時間が長丁場になるため前日からゆっくりと休養を取り、昼食時間も活用して午後も集中力を切らさないようにしましょう。 試験日程は2月下旬に設定されることが多い 試験日程は例年2月下旬に設定されます。 たとえば2024年であれば2月18日(日)に筆記試験が行われ、2月19日(月)に重度視覚障害者に対する口述試験や実技試験が行われました。 2023年は2月19日(日)に筆記試験、2月20日(月)に口述試験や実技試験が行われました。 このように試験は2月下旬にあると想定して、試験に間に合うように学習を進めましょう。 合格発表は試験から1か月後の3月下旬 合格発表は試験から1か月後の3月下旬に厚生労働省のホームページにて行われます。 合格発表にあわせて受験結果の詳細や、まれに問題の誤りによる追加の合格者発表なども行われるため、そちらも参考として確認しておきましょう。 2024年は全国8都道府県で実施 2024年の作業療法士試験は全国8都道府県にて実施されました。 開催地は北海道・宮城・東京・愛知・大阪・香川・福岡・沖縄の8つです。 普段行き慣れない地域に行く人は、時間に余裕を持って会場に到着できるように道の確認や前乗りなどの準備をしておきましょう。 2024年の国試は内容が変更された 2024年(令和6年からは)試験の内容が変更されました。 厚生労働省が発表する「理学療法士作業療法士国家試験出題基準」が令和6年版で新しくなり、この基準にそって試験が行われたためです。 具体的な変更点は以下を参考にしてください。 理学療法士と作業療法士それぞれの専門問題だったものが共通問題に変更小児・新生児関連の範囲が追加医療機器関連の範囲が追加ハラスメントや人材管理など職業倫理関連の問題が追加 これらは一例で、他にも多くの範囲に変更や追加が行われています。 この出題範囲の変更により試験が難しくなったことを心配してしまう人もいるでしょう。 しかし、2024年の合格率が大きく下がっていないことから、過去の試験に比べて急激に難しくなったとはいえません。 これまで出題してきた内容が整理され、受験者にもわかりやすい試験になったと考えられるため、試験対策を今までのように行えば過度に心配する必要はないでしょう。 作業療法士の試験に落ちる人の特徴2つ ここまでは試験の概要について説明しました。次に、試験に合格できない人の特徴を紹介します。 1. 過去問の練習量が少ない 試験に落ちてしまう人のもっとも当てはまりやすい特徴は過去問の練習量が少ないことです。 過去問をなんとなく読んだだけの人、1度解いただけで終わってしまう人は作業療法士の試験に落ちてしまう可能性が高いでしょう。 問題に集中できる環境で本番のように過去問を解き、間違ったところは何度も復習する必要があります。 過去問演習を繰り返す中で、自身が間違えやすいところを把握できれば、その分野を重点的に対策することでより合格に近づけるでしょう。 過去問は厚生労働省が公開しているもののほか、解答に解説が付いた書籍や無料で多くの過去問を解けるアプリなどもあります。 これらの過去問練習ツールを駆使して何度も過去問を練習し、知識を定着させましょう。 2. 問題を解いても内容を理解できていない 過去問を何度も解いたとしても、ただ単に答えの番号を覚えただけでは意味がありません。 なぜその解答になるのか、その選択肢が正解になる理由を理解していなければ、問題の順番や問題文の表現が変更されただけで正答できなくなってしまう可能性があります。 しっかりと問題の本質を理解した上で、正答を選べるようにならなければ合格は難しいです。 過去問を何度も解くことに加えて、間違えた問題は必ず正答の理由まで理解して次の演習に進むようにしましょう。 作業療法士を目指すなら合格率100%の平成リハビリテーション専門学校 作業療法士を目指していて試験に合格できるかどうか不安を感じている人は、ぜひ平成リハビリテーション専門学校を進学先の候補にしてください。 平成リハビリテーション専門学校が試験に対して不安な気持ちを持っている人に向いている理由は、2023年度作業療法士国家試験の合格率が100%であり、安心して試験を受けられる環境が整っているからです。 これほど高い合格率を誇る秘訣は、平成リハビリテーション専門学校のカリキュラムと国試サポート体制にあります。 1年次からの国試対策がカリキュラムとして組まれており、模試による弱点克服、一人ひとりの学生に対し個別での指導なども行うサポート体制になっています。 また、最終学年では全教員が学生と関わりを持ち、それぞれの学力に応じた指導をするほど充実した国試対策を行っていることが、平成リハビリテーション専門学校の魅力の1つです。 手厚い国試対策と学生の努力によって、合格率100%の高い合格率を平成リハビリテーション専門学校では実現できています。 国試に不安を感じる人は、ぜひ平成リハビリテーション専門学校の手厚い国試対策を受けて、安心して国家試験に臨んでください。 \30秒で簡単!平成リハビリテーション専門学校の資料請求をする/

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